友がみな我より偉く見ゆる日

読書とか登山の記録とか

「自己啓発本を読まない」という自己啓発

少し前にpeing(Twitterと連携して質問を募集して編集するサービス)にこんな質問が来ました。

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この質問に、僕はちょっとびっくりしたんですね。小説と自己啓発本が同列に並べられていることに。

「この人にとっては、小説を読むことと自己啓発本を読むことは同じくらい当たり前の行為なんだ」

と思いました。というのも、僕は自己啓発本を読んだことがないんです。

 

っていうか、

「自己啓発」なんだから自分ですればよくない??

 

読んだことないけれど、他人の考え方とかいい感じの言葉を読んで、なるほどなあ〜〜ってなる気が全くしない。

伝記とか読んで人生の参考にするのは理解できる(やろうとはあまり思わない)けど、「啓発」という目的のために書かれた本を読んで素直に「啓発」されるなんて正気か?とすら思う。

他人の人生観なんてあてにならないでしょ。自分で考えたほうがいいでしょ。どれだけ偉い人がなんて言ってようと、自分の好きなように生きたほうがいいでしょ。

 

ひねくれ者なので、コンサルタントとかアドバイザーとか人生指南とか、「他人に対してアドバイスしたろ!」って人種を全く信用できないっていうのがあるのかもしれません。うさんくさくて。

他人の言うとおりにはしたくない、というのが基本姿勢になってしまっています。ひねくれキモネクラオタクなので。

 

まあ、僕のひねくれ方はともかく、「他者に啓発されない」というのは1つの自己啓発なんじゃないかな、と思います。

他者の書いた文章を読んで「自己啓発」されるというのは理屈に合わないですし。

知らんヤツのそれっぽい文章を読んでふんふん言うんじゃなく、稚拙でも自分なりに色々なことを考えたほうが自分のためになりそうです。僕はそう思っています。特別に思慮深い方ではありませんが、自分の人生観は自分で作る、という姿勢そのものが大事なのかな、と。

啓発なんて必要ねーよ、って感じ。

 

そもそも、自己啓発本を普段から読むって人はどれくらいいるんですかね?Twitterでアンケートでもしてみようかな。読書好きの中にもそんなにいないんじゃないかと思うんだけど。

むしろ、意識高めのビジネスマンとかが読んでそうなイメージがありますね。僕が苦手な人種。

 

おわり。

 

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