友がみな我より偉く見ゆる日

読書とか登山の記録とか

考えたこと

修士論文を書いてわかった “Done is better than perfect.” のもう一つの意味

昨日,修士論文を提出しました。 まだ発表が残っているので修士での研究が終わったわけではありませんが,ひとまずほっとしています。 1 年半前には,留年が決まって中退まで真剣に検討していたことを考えると,我ながらよくここまでこぎつけることができた…

東大生は勉強ができる

最近、「東大を舐めるな」という主張や、それに呼応した「みんな東大を舐めたがっている」みたいな記事がバズってました。それに少し関連して、書きたいことを書きます。 言いたいことは、タイトルの通りでほぼ全てです。 東大生は勉強ができます。 しかし、…

研究と勉強のちがい

理系の大学生の多くは、3年生か4年生になると研究室に配属され、研究に励むことになります。 当然それまでは授業を受けて勉強しているわけですが、「勉強」と「研究」は似ているようで全く別物です。勉強はできたけど研究に行き詰まって留年・中退してしまう…

読書を「難しさ」「速さ」「量」で語るヤツは『魍魎の匣』でぶん殴っていい

と、法律でも定められています。 『広辞苑』でも、『境界線上のホライゾン』でも構いません。『魍魎の匣』は読んだことないけど。 Twitterで読書アカウントの人をたくさんフォローしているんですが、「速く読めない」「難しい本が読めない」「たくさん読めな…

「自己啓発本を読まない」という自己啓発

少し前にpeing(Twitterと連携して質問を募集して編集するサービス)にこんな質問が来ました。 この質問に、僕はちょっとびっくりしたんですね。小説と自己啓発本が同列に並べられていることに。 「この人にとっては、小説を読むことと自己啓発本を読むこと…

リードされながら時間を稼いだサッカー日本代表の是非

お久しぶりです。 サッカーワールドカップのグループステージが終わりましたね。敗退確実と思われた日本でしたが、様々な要素に救われて決勝トーナメントに進出しました。素直に嬉しいです。内容も、2戦目のセネガル戦までは良かったと思います。 今回は、3…

僕の挫折と、逃げると逃げグセがつく話

大学に入るまで、いわゆる「学生の本分」と呼ばれる分野で挫折したことがありませんでした。 授業さえ聞いていれば勉強はできたし、期末テストの前にちょっと勉強すればクラスでも学年でもトップクラスでした。幸いにも勉強は得意分野で、常に頭がいいと言わ…

AIという言葉はデカすぎる

AIという言葉があまり好きではありません。 僕自身はいわゆるAIについては全く詳しくありませんが、AI開発に関わっている人ほど「AI」という言葉を安易に使うことを避けるような気がします。 その背景には、ここ最近のブームのせいでAIという言葉が氾濫し、…

新年度やりたいこと

2018年度になりましたね。 と言っても、なったのは一昨日ですが。なんで一昨日書かなかったかといえば旅行中だったからで、なんで昨日書かなかったかといえば電子書籍のこと書いて満足しちゃったからです。 www.i-think-i-can.net では今年度の目標・や…

電子書籍について思うこと

初めに、僕はアンチ電子書籍です。紙の本至上主義と言ってもいいです。 特に高校生くらいまではそれが顕著で、電子書籍なんて認めねえって感じでした。 そんな僕も、ちょっとだけ電子書籍にも触れるようになりました。が、それでも紙の本のほうがずっと優れ…

留年決定

えー、タイトルの通りです。正確には、卒業が延びたというべきでしょうか。 前々から学業がうまくいっていないことをちらちら匂わせてはいましたが、まあなんだかんだありましてそういう運びになってしまいました。 なんだかんだとは言っても事は実に単純で…

東大生は暗い?

先日、Twitter見てたら、プロフィールに慶應志望って書いてある人を見つけまして。 その人の最新ツイートでは、友達らしき人と「東大は目指さないの?」「だって東大なんて陰キャしかいないじゃん」と話してまして。 嫌いだなーと思いました。 その人のアカ…

「大学生の読書時間ゼロ」について

読書時間ゼロの大学生が過半数を超えたとかで、話題になりましたね。 www.asahi.com 現役の大学生(厳密には大学院生)としての感想は、まあそうだろうなーという感じです。 自分の体感とも一致してる。まわりで日常的に本を読んでいる人なんてそんなにいな…

「考えさせられた」という感想

すげえどうでもいいんだけど、本の感想を書くとき、あるいは言うとき、「考えさせられた」って言葉は使わないようにしている。 初めに断っておくけど、あくまで個人的なこだわりで、使ってる人を悪く言うつもりはありません。 本の感想って、1つの物語の世界…

「東大は誰でも入れる」のか

「東大生の」なんて銘打ってる割にそれっぽい記事を書いてなかったので、ちょっと東大について書いてみます。 ちょうど昨日今日が国立大学の二次試験なので、それに関わるお話です。 ちょっと前にどこかのブログで「東大は誰でも入れる」という言説を目にし…

今日の関東はすごい雪だ。家に帰ってくるのも一苦労だった。 雪は不思議で好きだ。音を吸い込んで静寂を作り出す感じがする。寒いのも電車が止まるのも困るけど、雪が降るとちょっとわくわくする。 雪は、なぜか暖かいイメージとも接続する気がする。理屈は…

じんせい

とある飲食チェーンのデリバリースタッフとしてバイトしている。ピザの配達みたいなやつ。 大学生のアルバイトとしては特に珍しくはないだろうけど、前提を「東大生のアルバイト」に変えるとかなり珍しい部類に入ると思う。「大学院生のアルバイト」としても…

2018年

あけましておめでとうございます。 年末年始が忙しくて新年初更新が遅くなってしまった。 今年はできるだけたくさん本を読んで、読んだ本はココに備忘録を残していきたい。

焼肉

日曜日、弟の就職祝いで家族で焼肉に行った。叙々苑なのでうまかった。 4つも下の弟に、就職で先を越されるとは思わなかった。こちらはまだ学生である。 弟は公務員になるらしい。立派である。 俺も最近は就職したい気持ちが強くなってきた。大学院に進学し…

四国+雑記

四国の香川に来ています。サークル絡みの遠征で1泊だけだけど、明日はうどんを食べまくる予定。 四国は初上陸。これで日本の四島は全部行ったことになる。まだ行ったことのない県も多いので、あちこち旅行してみたい。 そのうち、「蜜蜂と遠雷」について書き…

最近

完全に更新が止まっていた。 精神的に沈んでいる。大学のことも趣味のことも、ほぼ何もしないまま数か月経ってしまった。 少しだけ事態が好転する兆候が出てきて、このブログのことを思い出した。 現実社会で繋がりのある人から(おそらく)完全に独立してい…