本と山と東大生(ぼく)

理系東大院生の読書日記とそのほかいろいろ

「考えさせられた」という感想

すげえどうでもいいんだけど、本の感想を書くとき、あるいは言うとき、「考えさせられた」って言葉は使わないようにしている。

初めに断っておくけど、あくまで個人的なこだわりで、使ってる人を悪く言うつもりはありません。

 

本の感想って、1つの物語の世界を追体験して、そこで自分がどういう気持ちになり、何を見て何を考えたかを述べるものだと思う。

別に「面白かった」と一言で済ませてもいいし、キャラクターや物語世界について語り明かしてもいい。世界からは少し浮いた視点で、作者が何を書きたかったのかを考察してもいい。

 

でも、「考えさせられた」っていうのはちょっと。

 

そりゃ、本1冊読んだんだから色々と考えてるでしょ。っていうか、人間なんだから何かしら考えてんでしょ。本の内容について何か考えたなら、当然それは作者によって「考えさせられた」ものでしょ。

って思っちゃう。

 

わかったわかった、んで、何考えたの?

って言いたくなっちゃう。

 

考えさせられるのは当たり前、何を考えたかが自分の独自の感性。わざわざ感想を他人に話すなら、自分なりの意見やら感じたことやらがないと意味がない。

 

そういうわけで、自分では「考えさせられた」という表現はなるべく使わないようにしてる。

まあ、半分くらい屁理屈っていうか、揚げ足取りみたいなもんなんだけど。

最初にも書いたけど、使ってる人をディスるつもりはないです。自分は好きじゃないというだけです。

 

結構こういう、うぜえ自分ルールみたいなのがいっぱいあるんだけど、俺だけじゃないよね?

 

そういうわけで、いつか俺が「考えさせられた」とか言い出したら炎上させてください。