東大生の読書記録

理系東大院生の読書日記とそのほかいろいろ

集英社定期採用 筆記試験レポ

就活中です。

専攻的にはガッツリ理系なんですが、昔から興味があった出版社にもダメもとでエントリーしています。

まあ、なんとなーく嫌になってしまって理系として生きていける気がしないのと、なんならそもそも卒業できるかもかなり怪しい感じだっていうのもあるんですけど。

 

というわけで、2月に集英社にエントリーシート(ES)を出しまして。そんで、なんとかそれが通りまして、この間の土曜日に筆記試験を受けてきました。その簡単な体験談を。

 

試験の概要

出版社の筆記試験は割と変わった形式らしいです。その特徴は、

・自社作成

・カルト的な時事・常識問題

・特殊な作文問題

って感じ。SPIとかじゃなく各社で独自に作っている試験なので、マニアックな問題が多いようです。

試験時間は、時事・一般常識問題がマークシート+記述で100分と、作文問題で60分。10時から開始で、間に昼食休憩はなし。

「筆記試験くらい私服でいいべw」つって結構ナメた私服で行きましたが、やっぱりスーツの人のほうが多かったです。とはいえ、比率的には6:4くらいなので、私服で行ったからと言ってそんなに浮きはしないと思います。私服で行ったからって落とされたりしないだろうし。個人的には、スーツ着て行って媚びた気分になりたくなかったので私服でよかったと思ってます。

受験人数はかなり多かったっぽいです。受験番号としては8000番くらいまでありました。ESで落とされた人の分まで入ってるかもしれないので、8000人いたわけじゃないと思いますけど。このうち何人通るんでしょうね。

 

時事・一般常識問題

いやー、これ一般常識じゃねーよ。

って感じの問題ばっかだったんですが、就活の筆記試験ってこんな感じなんです?

まず、出題範囲がかなり広いです。政治・経済・歴史・ファッション・文芸・スポーツ・芸能とかからやりたい放題してきます。自分の興味のない分野はかなりキツいです。

教科でいうと社会に属する系の問題は、たぶんそんなに難易度は高くないんだと思います。その科目を選択してる受験生ならまず間違いなくわかるんだろうって感じの問題ばかり。でも、当然僕は受験生じゃないんで(っていうかそもそも日本史とかやってないし)、全然わかりませんでした。一応就活用の一問一答問題集みたいなの軽くやっていったんですが、まーダメでしたね。試験中ずっとこんな感じでした。

f:id:bomberofmoon:20180313011013j:plain

そのほかの問題は以下のような感じ。

・コンビのお笑い芸人の写真が並んでいて、「この中でボケとツッコミの立ち位置が一組だけ他と違うのはどれ?」

・映画のタイトルと女優の写真が並べられ、「この中でタイトルと主演女優の組み合わせが正しいのはどれ?」

・文芸書の帯が3つ、小説家が4人挙げられ、「これらの帯は以下の小説家の作品のものである。一人だけないのは誰?」

・instagramの投稿という設定で写真とハッシュタグが見せられ、「間違ってるのはどれ?」

・「七福神、大黒天・恵比寿・弁財天・毘沙門天・福禄寿・寿老人、あと一人は?」

・「平昌オリンピックについての以下の記述のうち、正しいのはどれ?」

などなど。就活参考書みたいなので勉強してるのは前提で、普段からテレビとかニュースとかチェックして色々なことに興味を持ってないと解けない問題が多いように感じました。

そういうカルトクイズ的な問題を解いていくと、マークシート問題の最後に英語の文章題が現れます。これは完全にセンター試験のパクりみたいな問題で、あんまり難しくはないはず。

筆記問題は、やっぱりカルトな時事・雑学について問うものが半分くらい。残り半分は漢字の読み書きです。これもすごく難しいというわけでもないですが、微妙に思い出せないくらいのラインの漢字が多くてぽろぽろ点を落としちゃいました。「佳境」が書けなかったのは結構ショック。現代人は文字を手書きしないからダメ。

 

作文

例年、集英社の作文は三題噺と呼ばれる形式で、3つの与えられたキーワードを使ってオチのある話を作るものです。そのはずでした。

今年は傾向が変わりやがりました。なんでやねん。三題噺用にオチがつきそうな話の展開をいくつか考えておいたのに。まあ、移動中とかバイト中とかにつらつら考えてただけなんで、別にいいんだけどさ。

今年の問題は、

「『なぜ私は○○するのか』というタイトルで自分のエピソードを書け。ただし、実際にあったことに限る。800字以内」

というヤツでした。三題噺よりはよっぽど書きやすい気がします。とはいえ、どうせ相対評価なので、だからと言って簡単かと言えばそうでもないかもしれませんが。

800字に収めるのは案外大変です。書きたいことをちょくちょく削って展開を早めて、ぴったり収めた感じでした。1200字だったら楽だったんですけど。

時間は60分で、そこまで余裕はないと思います。自分は10分くらいで書けそうなエピソードをいくつかリストアップして、さらに10分弱くらいでそれぞれ膨らませつつどれを書くか選びました。で、そこから考え考え埋めていき始め、800字書ききったのは終了5分前でした。焦らなくても終わりましたが、書いてる途中で内容に大幅変更があったりすると危ないでしょう。まわりの受験生もおよそそんな感じに見えました。

「なぜ私は○○するのか」というタイトルなので、最初に思いついたのは「変わったことをしていて『なんでそんなことするの?』を聞かれた話」と「自分にとってこだわりがあるものについて『なんで自分はこれをやっているのか』を語る話」と、2つの方向性でした。ただ、「エピソードを書け(シリアスでもコミカルでも可)」みたいに書かれていたので、"○○"に変わったことや自己主張を入れるべきじゃないと思ってこの2つは没にしました。で、最終的には「"○○"にはみんなやってることを入れて逆に意外性を出し、ちょっと面白い思い出を披露する」で書きました。内容については、もし筆記に受かってたら公開するかもしれません。

三題噺ということでフィクションを書くつもりだったので、完全ノンフィクションを要求されたのには結構面喰いました。自分の人生にエピソードのストックがあると強いですね。

 

感想

クイズ解いてるみたいで結構楽しかったです。ただ、時事・一般常識問題は全然解けなかったので、もしかしたら通るのはしんどいかも。社会に全然興味がないのが仇になりました。作文はかなりうまく書けたつもりなので、それ次第ですね。

まあそもそも完全にナメてて、時事・一般常識の参考書を買ったのが試験の3日前とかなんで、それが敗因感はありますね。とはいえ、そういうわかりやすい試験対策とかでどうこうなるような問題も多かったんで、落ちたら落ちたでしょうがないです。色んなことに興味持って日々を過ごして、知識や教養を積み重ねることが必要っぽい。

 

以上。(こういうことって公開していいのかな……)(ダメな気がしたら消します)

 

追記

どうにか通過していました。体のどこかに当たっていたみたいです。

 

関連

 www.i-think-i-can.net