友がみな我より偉く見ゆる日

読書とか登山の記録とか

バリ島 ①

たまにはちょっとした旅ブログみたいなことも書いてみようと思う。

インドネシアのバリ島に行った。今回は家族旅行。俺も弟も年齢が上がり、全員で行く最後の旅行になるかもしれないから豪勢に、ということらしい。

 

バリ島までは、成田空港から飛行機で約7時間。「オデッセイ」(「火星の人」の映画版)を見たりしていたらあっという間だった。弟はずっと寝ていた。

 

初日は夜7時着だったのですぐ宿に行ったんだけど、天蓋つきベッドと部屋付きプールがあって完全に王だった。めちゃくちゃ王なんだけど2泊しかしないので部屋の設備を使い切ることすらできなさそうだった。

夕飯はホテルで。インドネシア風の米粉焼きそばサラダ?みたいなやつがかなりおいしかった。Bing tang ビールもなかなか。あと、インドネシアのチャーハン、ナシゴレン。おしゃれなカフェで出てきて、インスタおばさんが「#カフェご飯」とかやってるものとしてしか認識していなかったので普通に憎悪の対象だったんだけど、食べてみると全然おいしかった。ナシゴメン。

 

部屋に戻ってからは弟とYouTubeでサンドウィッチマンのコントを見て過ごした。バリ島でもサンドウィッチマンは面白かったけど、バリ島の夜の過ごし方としては絶対に間違ってる。

夜が更けてきて日付が変わる頃になると、星がきれいに見えた。満点の星空!ってほどじゃないんだけど、日本ではあまり見たことない星座が見えてめちゃくちゃ興奮した。南十字星はずっと見てみたかったし、カノープスを筆頭にアルゴ座の全景も拝めた。ニセ十字も見つかった。おおいぬ座は結構ちゃんと犬みたいに見える。ケンタウルス座は初めて認識したけどすげえデカかった。当然アルファ・ケンタウリも見えて、うしかい座のアルクトゥルスも見えたので全天で明るい星ベスト4を同時コンプリート。その日一番明るいのは木星だったけど。どうでもいいけど、クソアフィブログで「夜空で明るい星10選」とかいう記事ありそうだなと思った。調べてみたらマジであって「ここが地の果てか…」という気分になった。

おとめ座のスピカ。スピカがおとめ座の星なのはもちろん知ってるんだけど、なぜかはくちょう座の印象がある。からす座があんなに明るく見えるとは知らなかった。オリオン座が沈んでいくのを見て逆方向にさそり座が見えるかもと思ったけど、そっちは街明かりが明るくて見えなかった。

オリオン座にはリゲルとベデルギウスという1等星が2つある。2つのうち、等級はリゲルのほうが上なのに、オリオン座のα星はベデルギウスなんだよね。これはベデルギウスが変光星なのが理由だってずっと思ってたんだけど、それで正しいんですか。教えてえらいひと。

というようなことを弟にまくし立てた。完全にイキり野郎だった。

 

明日は2日目のことを書きます。