新潮社もESが通りまして、筆記試験を受けてきました。日曜にやるのはやめてほしいんだけど。
前にも書いたけど留年(厳密には卒業予定時期の延期)しまして、したがって今年の就活は内定しても意味ないんですよね。レジャーです。
前回の集英社のやつはこちら。
概要
新潮社も集英社同様、時事・常識問題と作文問題の二本立てです。いずれも自社作成。
試験時間はそれぞれ45分。集英社よりだいぶさらっとしてます。
9:20に集合、9:50~10:20が時事・常識、10:30~11:15が作文。
服装は今回も私服で行きました。全体としては、集英社のときよりもスーツ率が高かったです。7,8割程度。まあ、筆記試験にスーツで行ってもしょーもないと思うので好きにすればいいでしょう。
受験人数はおそらく700人程度。やはり集英社よりはかなり少ないようです。そもそも応募人数が少ないのか、ESでたくさん落とされてるのか。
時事・常識問題
難しかったです。全然解けなかった。
文学関連の問題が多く出題されました。文学賞の受賞者とか、作品と対応する作者の名前とか、最近流行った本についてとか。よっぽど対策するか、普段からアンテナをはってないと解けそうにないです。本を読むのが好きでも、時流をちゃんと追ってないと厳しいでしょう。
一般常識は、歴史、地理、政治、スポーツなどそこそこ手広く出ますが、出題範囲としては集英社のほうが広かった印象です。こちらはファッションとか出なかったし。ジャンルとしては幅広くても、問題数は国語・社会的問題に偏っていました。あと、集英社の問題のほうがクイズ的で面白かった。
就活用の一問一答問題集みたいなのがありますが、あんまりやる意味はなさそうです。というか、頑張って勉強してもコスパが悪いと思います。出題範囲は広いけど問題数は少ないので、勉強した内容なんて残念ながらほとんど出ません。
理系的というか、算数みたいな問題もいくつか出たけど、クソ問題ばかりでした。
・
バカにしてんのか?これ解けないやついんの?
・
逆にバカにしてんのか?上の数字は適当だけど、2桁/3桁の分数の足し算が6個みたいな問題だった。分母は全部互いに素だったから通分するにはかけ合わせるしかないし、たぶん途中で約分もできなかった。コスパ悪すぎるから解かなかったからもしかしたらキレイな数字になったのかもしれないけど。
悪問すぎて試験中に完全にブチギレてた。
問題で覚えているのは以下のような感じ。
・戊辰戦争、王政復古の大号令、ペリー来航、大政奉還を年代順に並べたとき、3番目は?
・以下の4つのうち、作品名と作者名の対応が誤っているものは?
・以下の芸人のうち、M-1グランプリ優勝者でないのは?
・以下の3つの俳句に季語として含まれていない季節は?
・直木賞受賞を辞退した唯一の作家は?
・次のうち、カズオ・イシグロの著作でないものは?
・天まで届く塔を描いたブリューゲルの絵画のタイトルは?
作文
テーマは、
「東京から首都を移転するとしたら、どこがよいか」
正直、面白くはなかったです。こういうガチな議論よりも、自分のこととか小噺とか書かされると思ってた。
分量はA4用紙2枚。マス目のある原稿用紙ではなく、罫線が引いてあるだけでした。なので、字数制限もありません。が、試験時間が45分しかないので、時間的にはそこそこギリギリかもしれません。早めに退出している人も多かったけど、僕は考えるのに時間を使ったのでギリギリでした。
変わったことでも書きたかったんだけど、これといったのが思いつかなかったので「日本の真ん中へんだから、石川県!w」みたいなことを書きました。何言ってんだコイツ。文章とか論理展開とかは酷くはないはずだけど、コレで通ったら笑うね。
感想
先に受けた集英社の試験が楽しかった分、あんまり面白くありませんでした。そもそも、就活の筆記試験に面白さを要求するのが間違ってるんだけど。
以下、文句。
・試験開始前に合計13枚の紙に名前を書かされるのは狂気。問題用紙と解答用紙を分けるとか、A4印刷じゃなくてA3印刷にするとか、色々やりようはあるだろう。
・名前を書く際に作文問題のテーマが見えてしまう。一応、「一般常識問題の試験時間に作文問題を解かないように」というアナウンスはされるけど、防止策はなし。横着しないで試験開始時に配ればいいのに。
・上述したとおり、算数問題がクソ。業界的に文系に偏った問題傾向になるのはしょうがないけど、もうちょいあるだろ。
・受験票の代わりにマイナビへのメッセージを印刷して持ってこさせるのはどうなの。当たり前だけど、みんな印刷の仕方バラバラだし。PDFにでもすればいいのに。
追記 結果
通ってました。「首都は日本の真ん中!w」って書いてもよかったらしい。
ボロボロだったと思ったけど、やっぱりみんなできてなかったんでしょう。
一次面接頑張ります。